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2016.08.23

地番と住居表示

 所在地とは、不動産の存在する場所のことです。
所在地の表し方には、「地番」と「住居表示」があります。

不動産の登記や売買の時に使われるのが「地番」建物は「家屋番号」
郵便や宅配の時に使われるのが「住居表示」です。

「地番」は、法務局が定めるもので、国内のほとんどの土地がもつ国有の番号です。
土地が分けられ(分筆)、枝番がつけられ、さらに分筆や合筆がされ、順序はバラバラに
なってしまい、昭和37年に「住居表示に関する法律」が施行され、地番とは別の方式で
表わすようになったのが、「住居表示」です。
「住居表示」は、市町村が定めます。

普段、住所として使っているのは、「住居表示」です。
謄本を見ると、見慣れない住所が書かれています。
それが「地番」です。


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