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2017.02.06
冬の窓ガラスの結露対策
【結露のおこる仕組み】
空気には水蒸気が含まれています。
そして、暖かければ暖かいほど水蒸気をたくさん含むことができ
冷たければ水蒸気を含むことができる量は少なくなります。
暖かい空気が冷たい空気になるということは、含むことができる水蒸気の量が
少なくなるので、余った水蒸気は押し出されて水滴になります。
(この水滴が結露と呼ばれるものです)
コップ1杯の水をおちょこに移すと水が溢れるのと同じです。
冬の窓ガラスは外気によって冷やされ、室内は暖房などで暖められた空気が窓ガラスに
ぶつかって冷やされて、空気中の水蒸気が水滴となって窓ガラスに付着します。
これが結露です。
【結露対策】
窓ガラスの結露を減らすには
※室内の水蒸気量を減らすか表面温度を上げる※
具体的な方法としては
①寝る前、5分間の換気
②除湿機を使う(室温20度 湿度40~50%)
③断熱性の高い複層ガラスや断熱サッシを用いる
④窓に断熱シートを貼る
⑤暖房の温度を上げすぎない
⑥窓ガラスに扇風機やサーキュレーターの風を直接あてる
⑦石油ファンヒーターやガスファンヒーターは暖房時に水蒸気を
大量に発生するので、こまめに換気する